初めてキャンプをする際、気がかりなのがテント張り。難しく時間も掛かりそうと思われる方も多いのでは。そこで、テントを張る際のポイントを紹介します。今回使うのは、主流となっているドーム型のテントです。最新のテントには、ワンタッチで比較的簡単に組み立てができるものもあります。これから購入する方は、お店の方に予算と利用する人数、用途、組み立て易さをなど、ご相談下さい。
お手伝い頂くのは、能登島家族旅行村Weランドの管理をしていらっしゃるスタッフの方。このキャンプ場の運営はもちろん、キャンプの際のお客さんの様々な困りごとの相談、遊びについてもアドバイスされています。テントを購入し、そのままパッケージも開けず、いきなりキャンプに来て、組み立て方も分からずに、困っている方もいらっしゃるとか。できれば、事前に組み立て方の説明書を読み、練習をしてくると、現地で慌てないで済みます。
テントを張る場所についてアドバイスをお願いすると、岬の先端のような場所は、風の影響を受けやすいため、慣れない人は、なるべく平で風があまり当たらない、林の中や丘の影などの場所を探すとか、キャンプ場の管理人の方に聞くと良いとのことです。
場所が決まれば、テントの本体を広げ、さっそく組み立てます。4方向からメインの骨組みのアルミパイプを挿し込みます。パイプには、それぞれ役割の違うものが入っていますが、4本の同じ種類のものは、この四隅から入れるメインの柱です。
そしてテントに張りを持たせるためのアール状に変形をするパイプを真ん中に入れ、固定します。各部分が布でひっぱられるため、この最後のパイプを取り付けるには、ちょっと力がいります。近くの男性に手伝ってもらうのも良いでしょう。
テントの形が出来上がったところで、その上から雨対策用のフライシートを掛けます。最後には、風に飛ばない様、「ペグ」(くさび)を地面に打ち込み、テントの固定用のひもをひっかけます。この打ち込む際、注意するポイントは、ペグの角度。テントとは、反対側に傾け打ち込むことで、風でテントが引っぱられても抜けにくくなります。また、あまりピンと張るとテントが破れやすくなるので、少し余裕をもたせます。出来上がりました。テントの中に入ると一戸建ての自分の家ができたような気分で、とても嬉しかったです。
このWeランドは、高低差を活用した広大な敷地の中にあり、東京ドーム15個分の広さがあります。通常のキャンプやオートキャンプ用の敷地、そして宿泊施設のキャビンを備えています。バーベキューをしたり、のんびりと風景を見たりと大人から子供まで楽しめる施設です。周囲に灯りがないので、満天の星空を眺めるのにも最高の環境にあります。
女性2人でキャンプに来る方も増えているそうです。さあレッツトライ!
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Weランドのスタッフ。
もてなしとアウトドアーの達人です。 -
メインの柱を差し込みます。
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フライシートを掛けます。
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ペグは、テントとは反対方向の
斜めに打ち込む。
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炊事場、シャワー等も完備
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ケビン村
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オーキャンプ場