●ところてん作り
能登島の海はテングサの豊富に採れるところです。
そのテングサを使ってところてんを手作りし、作りたてを食べようという体験です。

まずテングサを大きなザルの中で2回ぐらいもみ洗いをして、他の海藻や貝殻などを落とします。この下ごしらえをするのとしないのでは、出来ばえが全く違ってきます。

次に大きな鍋にお湯をわかし、テングサとお酢を入れます。そしてコトコトと煮ていきますが、目安はのり状になるくらいです。ゆっくりとかきまぜながら様子をみて、30分から1時間ほど煮つめます。火を止める”ちょうどいい状態”というのが熟練した経験者でなければなかなか分からないところです。

いよいよ裏ごしをします。ここでの体験は作る量が多いので、さらし布は袋状に縫ってあります。そこへアツアツの煮たものを入れて搾ります。これを大きめの四角い型に流し込み、冷めて固まるまでおよそ2時間待ちます。

待っている間、ちょっと足をのばして漁港や海岸で海を眺めてくるもよし、工房近くの情緒ある集落の中を散策してくるもよしです。

時間がたちプルプルに固まったら、切ってところてんを突く四角い道具にスッポリとはめ、細長くとシュルシュルと突いていきます。難しい作業ではありませんが、この道具を見たり触ったり、またはこれでところてんを突いたことのある人は少ないくないのではないでしょうか道具を使わずに包丁で好きな形に切ってみてもOKです。

“最後は試食タイム。手作りの三杯酢と黒砂糖から作った糖蜜が用意してあります。お好みの味に仕上げ、または食べ比べて楽しんでみてはいかがでしょうか。食べきれなかった時にはお土産にして持って帰ることができます。

島を満喫しながらの気長な体験ですが、一度作ってみれば次からは自宅でも作れそうですね。

施設名
期間 費用 備考
ねねの会 代表:海老惠子
住所:能登島向田町95
TEL:0767-84-1029
5月

10月
500円
土産ところてん付
所要時間:3時間
申込人数:5〜10名
エプロン・三角巾持参。

コメントは受け付けていません。