向田の中心部にあり、周囲の神社と合祀されて現在の神社となっています。その歴史は、西暦905年に作られた延喜式にこの神社のことが記載されています。

また、嘉元四年(1306)の棟札や義経追討状が保存されていて、これほど古いものが伝わっているのは全国的にみても貴重です。

伊夜という意味には、素晴らしいという意味があるので、素晴らしい女性の神社という名前になります。向田の人達の信仰や心のよりどころとなっています。

この向田では、日本三大火祭の１つと言われる納涼祭「向田の火祭」（石川県指定無形民族文化財）が行われ、伊夜比咩神社から神輿や奉燈が担ぎ出されます。